システムキッチンとは? 選ぶ基準と注意点

システムキッチンとは?

システムキッチンとは流し台、調理台などの天板が一枚板で、収納部の扉が同色で、部屋の広さに合わせて自由に組み合わせて施工できるタイプの台所設備。

システムキッチンを選ぶ基準

シンク

シンクのサイズの目安

  • 幅65~70㎝ シングルシンク
  • 幅70~80㎝ ミドルシンク
  • 幅90㎝以上  ジャンボシンク

シンクのサイズには、間口65~100㎝ほどで、「シングル」「ミドル」「ジャンボ」とサイズごとに分けることが出来ます。よく理想のサイズといわれるのは、主婦がシンク中央に立って両手を広げたときの左右幅に、シンクやコンロが収まるサイズが一番動きやすいといわれる。

また、高さはおへその位置が疲れにくいとされている。

シンクの素材

シンクに使われている素材には、日本では昔から一般的に使われている「ステンレス製」、色味がうつくしく豪華な「人工大理石」、独特な肌触りが海外で人気「ほうろう(ホーロー)製」があります。

  • ステンレス製・・耐熱性・耐久性・耐摩耗性が強いという長所があるが、人工大理石に比べ傷や汚れがつきやすいとも・・
  • 人工大理石製・・インテリアに色を合わせることもできる。お手入れも簡単で汚れが付きにくい。食器を落とすと割れてしまう可能性も・・。
  • ホーロー製・・・世界的に根強い人気があり、輸入品のシンクに多く見られる。耐久性にすぐれ、比較的安価。食器を落とすと傷つき錆びやすいなど欠点も。

システムキッチンの種類と選び方のポイント

水栓金具

水栓金具とは、キッチンや洗面所、浴室などで給水、給湯をするときの「蛇口」の総称です。お湯や水は同じ吐水口から出る混合栓が一般的です。最近では、給湯器(電気温水器など)の温度や水圧が変化しても、吐水温度をほぼ一定に保つことが出来る、自動温度調整機能付きの水栓もあり、より使いやすくなっています。

また、手や物にセンサーが反応して吐水と止水を行うことが出来る水栓もあり、汚れた手でも触れずにかざすだけで出来るので、水栓も汚れずに洗うことが出来ます。

水栓金具の種類

〇シングルレバー混合水栓

現在の主流は、このシングルレバー混合水栓です。レバーハンドルを上下左右に動かすことによって水量や温度の調節ができます。

〇ツーハンドル混合水栓

お湯や水の混合や吐水、止水の調整を2つのハンドルでします。一昔前は一般的でしたが、現在はシングルレバーが主流です。

〇ハンドシャワー付混合水栓

ヘッド部分が引き出せるハンドシャワータイプです。シンク内を隅々まで洗うことが出来るので便利です。

〇分岐口付き混合水栓

食器洗い機やアルカリイオン水生成器などを別途取り付けたい場合や将来的に周辺機器を検討している場合は、分岐口を設けることが可能です。

〇タッチスイッチ付混合水栓

手のひらや手首でタッチスイッチをタッチすることで、吐水・止水が出来ます。両手がふさがっていても操作できるので、とても便利に使用できます。

〇サーモスタット付混合水栓

水栓に温度を感知するサーモスタットが取り付けてあるので、温度を設定すれば、たとえ温水器からの温度や水量が変わっても吐水口からの温度は変わらず設定した温度のお湯・水が出ます。

天板(キッチンカウンター)

キッチンカウンターは普段、料理をするために調理スペースです。さまざまな用途に利用するので、キッチンの中で一番傷付きや汚れが付きやすい場所ともいえます。水や熱・油汚れに強い材質を選ぶのが望ましいといえます。

シンクと同じように、安価で丈夫な「ステンレス製」や色・柄が豊富な「人工大理石」、熱に強い「タイル」等があります。

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