荒壁とは? 土壁について詳しく解説!!

土壁の仕組み




木舞を作成する。

土壁の仕組みは、まず下地として木舞をつくります。木舞は、割り竹、丸竹、葦(よし)、木などをネット上にしたものです。

その上から壁土を塗ります。

荒壁とは?

荒壁とは、土塗り壁の下塗りのこと。粘土質を50%くらい含んだ荒壁土に、細かく切ったワラを混ぜて水で練ったものを下地の木舞(こまい)に塗りつけたものです。

中塗り

荒壁(下塗り)の工程が終わると、中塗りをしていきます。中塗りに用いられるのは、「中塗り土」という土で、粒子の細かい砂や藁(ワラ)などの材料が使われます。場合によってはここで工程が終わることもあります。

仕上げ塗り(上塗り)

仕上げ塗りは、内装の仕上げとして行われます。

仕上げで用いられる方法

  • 土塗り壁・・・・・・仕上げも土を用いる方法。有名なのは聚楽土(じゅらくど)。
  • 漆喰(しっくい)・・消石灰、藁(わら)、海藻から得た糊(のり)を水で練ったものを仕上げます。色漆喰、黒漆喰などもあります。
  • 大津壁・・・・・・・消石灰に糊(のり)を使用せず代わりに、色土などを用いたものを上塗りしたもの。
  • 繊維壁・・・・・・・繊維を主材料にした仕上げ塗り剤。

 

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