大手ハウスメーカー12社の主な住宅工法と特長

住宅展示場やハウスメーカを訪ねると、おしゃれで魅力的な建物がずらり並んでいてどのハウスメーカも魅力的に見えます。数あるハウスメーカから一つを選択するのは大変です。今回は大手ハウスメーカでの建築の工法を説明し、そのメリットとデメリットをご紹介します。

大手ハウスメーカの特徴と主な住宅工法

大手メーカー名 主な工法
積水ハウス 鉄骨系プレハブ工法木造軸組工法
大和ハウス 鉄骨系プレハブ工法
旭化成ホームズ 鉄骨系プレハブ工法
ミサワホームズ 木質系パネル工法
住友林業 木造軸組工法
三井ホーム ツーバイフォー工法
パナホーム 鉄骨系プレハブ工法
積水化学工業 鉄骨系プレハブ工法
トヨタホーム 鉄骨系プレハブ工法
エスバイエル ツーバイフォー工法
スウェーデンハウス 木質系パネル工法
一条工務店 木造軸組工法

まざまな住宅工法

住宅の作りのやり方は「○○構造」や「○○工法」という形式で表示されています。特に代表的なのは、「木造軸組工法」・「ツーバイフォー工法」、「鉄筋コンクリート造」など、さまざまな工法が存在します。

木質構造 軸組工法 木造軸組工法
木造軸組パネル工法
壁式工法 ツーバイフォー工法
木質パネル工法
鉄骨構造 鉄骨軸組工法 鉄骨軸組+ALCパネル工法
軽量鉄骨+不燃パネル工法
軽量鉄骨ユニット工法

 

木質構造(もくしつこうぞう)

軸組工法

木造軸組工法

「木造軸組工法」とは、木材で土台・柱・梁などの軸剤を組んで骨組みを構成する建て方。

また、「木造軸組み+パネル工法」とは、「木造軸組工法」で構成する骨組みに、耐力壁として機能するパネルを張り付けて建てられる工法。軸組の骨組みと壁式の良い点を組み合わせたような工法で、より頑丈な建物になる。

MEMO
設計の自由度が高く、和洋室どちらにも適応でき、増改築も容易にできるメリットが、洋風よりも和風が高額になる傾向に。
日本独自の在来軸組工法とは

壁式工法

ツーバイフォー工法(2×4工法)

断面寸法が2×4インチの木材で枠組みを作成、それをパネル化し耐力壁として、4に壁を固め上に床を貼り箱を作成します。次の階も同様にし建てていきます。

MEMO
気密性や耐久性に優れ、工程も短期間で済むメリット。しかし、建築の自由度が少なく、完成後リフォームが困難というデメリットも。
木質パネル工法

木材で作成したパネルを耐力壁として使用し、建物を支える工法。パネルは工場で事前に作成され、現地で組み立てられる。

MEMO
木質系プレハブ住宅に採用され、軽量で高気密に優れている。デメリットといえば、完成後リフォームが困難なことと工場で事前に作られるため、設計段階でしっかりと決めておかないと、後で変更が出来ない。(コンセントの位置など)
断熱性・気密性に優れた枠組壁工法(ツーバイフォー工法)

鉄骨構造(てっこつこうぞう)

鉄骨軸組工法

鉄骨軸組+ALCパネル工法

鉄骨で土台と柱・梁などの軸組を作成し、それに工場生産したALCパネル(軽量気泡コンクリート板)を組み上げる工法。

MEMO
ALCパネルのため断熱性に優れ、耐震性も高い特徴がある。
軽量鉄骨+不燃パネル工法

軽量鉄骨で土台・柱・梁などの軸組を作成し、それに工場生産された不燃パネルを貼るやり方。

MEMO
別名「鉄骨系プレハブ工法」といわれ、多くの住宅メーカーで採用されています。
軽量鉄骨ユニット工法

住宅の一部をユニット(箱)ごとに工場生産し、現場でくみ上げる工法。

MEMO
ユニットを工場生産出来るので、工期が短く済み、品質も安定したもっとも合理化した工法。しかし、完成したユニットをくみ上げるため、後の変更やリフォームが困難になる。
断熱の方法と断熱材の種類と特徴

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