暴風雨から守る外壁材の種類と特徴 

住まいを紫外線や暴風雨や雪・寒さ厚さなどさまざまな日本の環境から守るため、住宅には外壁があります。

むかしから、外壁の素材とした使われてきたのは、わらや土などを練た土壁が大半でしたが、最近の技術の進歩からさまざまな外壁材が登場しました。

今回は外壁材の種類と特徴を紹介します。

外壁材の仕上げ構法

吹付け仕上げ塗装材

吹付け仕上げ塗装材は、昭和30年代当時の住宅公団の外壁仕上げに採用され、現在まで外装材として採用されてきました。耐久性・対候性・防汚性にすぐれ、現在も広く活用されています。「吹付けタイル」と呼ばれセメント系(C)、アクリル樹脂系(E)、シリカ系(Si)などに分かれます。

「薄付け仕上塗り材(塗り厚3mm)」と「厚付け仕上塗り材(塗り厚4~10mm)」があります。また、対候性や耐久性に優れる下塗りと主材塗り、上塗りの3層で仕上げる「複層仕上塗り材」があります。「複層仕上塗り材」には防水に優れている「防水形複層仕上塗り材」があり、別名「防水タイル」と呼ばれます。

鉄筋コンクリート造の壁のほか、モルタルやブロックなどにも

モルタル

モルタル吹き付け仕上げ砂とセメントを混ぜ、水で練ったものをモルタルといいます。モルタルは、大変使い勝手が良く「仕上げ用」「下地用」「張り付け用」「保護用」など用途が広い左官材になります。住宅の塗り壁といえば「モルタル壁」といわれるほど、圧倒的に採用されていました。

モルタルのような左官材は硬化するまで引っかかりのある下地が必要なため、その役割を果たすラス網(メタルラス)という鋼鉄の網を張ります。その上にモルタルを塗りつけます。また、ラス網の下には、防水紙を全面に張ります。これは、モルタルから染み出した雨水を防ぐためです。

サイディング

サイディングは材質で大きく窯業系(ようぎょうけい)と金属系の2種類に分かれます。

窯業系(ようぎょうけい)サイディング

セメントを主原料にして板状に高圧成形して、養生・硬化させてものです。耐久性や防火性能が高い。レンガタイル風や割れ石風のような、まるで本物のような質感があり、最近の住宅に多く使用されています。

①木繊維補強セメント系サイディング

木繊維や木片などをセメントなどの主原料に加えて強化したもの。

②繊維補強セメント系サイディング

無機質・有機質繊維などをセメントなどの主原料に加えて強化したもの。

③繊維補強セメント・カルシウム板系サイディング

無機質・有機質繊維などをセメント・ケイ酸カルシウムなどの主原料に加えて強化したもの。

窯業系サイディングのデメリット
窯業系サイディングは水分を吸収しやすい材質で、雨などが当たる場合、サイディングは給水し膨張し、逆に晴れると乾燥し収縮します。一年中膨張・収縮を繰り返すと、数年後にはひび割れを起こし、亀裂が入ることがあります。また、冬場はその水分が凍結してしまい、膨張しサイディングが割れる等のトラブルに見舞われることも・・。

金属系サイディング

鉄やアルミ・ステンレス・銅・ガルバリウム鋼板などの金属から作られています。焼成・塗装され、鋼板にアルミや亜鉛・シリコンなどからなるメッキを施されている「ガルバニウム鋼板」などがあります。軽量で錆びにくく耐久性のすぐれた特徴があります。

また、裏側には断熱材や遮音材が詰められているため、断熱性・遮音性に優れています。また、窯業系サイディングのように、水分を含むようなことがないので、膨張したり劣化したりする心配はありません。

金属系サイディングのデメリット
鉄などの金属は、どうしても錆という弱点があります。塗装がちゃんとしてあれば錆が出ることは少ないですが、切り口や塗装が経年劣化により剥がれた場所から錆びていき、そこから劣化が始まります。

木質系サイディング

ヒノキやスギ、ヒバなどを使用した外壁材です。木材は耐震性や断熱性が優れていますが、防火性の問題から、近年は使用する機会も減っています。最近では壁全体というより、腰板に使用されることが多いです。

 

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