丈夫で長持ちする家づくりには基礎の強さが最も大切!!

礎とは?

家を建てるうえで最も重要な要の部分

住宅の基礎は、その名前通り、家の耐久性や耐震性の要といえる最も大切な部分になります。

例えば、家を建てるとき、柱を立てようと、地面に穴をあけ直接柱を突っ込み、建物を建てたらどうなると思いますか?

木材を地中(土)に埋めることになるので、時間を追うごとに柱が腐ってしまい、せっかく建てた建物が崩れてしまいます。そして、建物は大変重いので、その重さによって、地面に埋もれてしまいますよね。

また、地震や台風など建物に大きな負担がかかるとき、その力を地面に逃がすことが出来ないため、建物に大きな力がかかってしまい、結果倒壊してしまいます。

そのようなことにならないため、建物の一番下、家を支える基礎が考え出されました。「基礎とは、建物に外部からの力(風や地震など)が加えられた時、その荷重や力を地盤に均等に伝えることが出来ます。「基礎」は家をあらゆる外敵(台風・地震など)から守っているのです。

まさに「縁の下の力持ち」といわれる所以ですね。

底盤と「地耐力」と「地番の許容応力度」

基礎はあらゆる外部の力を外部に伝えることができ、その力が地盤に伝わった部分を「底盤」。その力に耐える地盤の強さを「地耐力」といいます。

「独立基礎」、「布基礎」と「ベタ基礎」

独立基礎 幅の広い石(束石)で一本の柱を受ける点状の底盤を有する基礎。古い民家やお寺の建築でみられる。
布基礎 連続した線(布)上の底盤を有するコンクリート製の基礎。
ベタ基礎 コンクリートで大きなコンクリート面(ベタ)で、建物下部全体に広がり面上の底盤を有する基礎。

建物に昔は基礎といっても、大きな幅が広い石(束石)を置きその上に柱を立てていました。そのように、一本の柱に対して、一つの基礎を置くやり方を、「独立基礎」といいます。独立基礎の底盤は、点状にバラバラになるのに対して、連続して直線状に連続した柱を受けるコンクリート製の基礎で、線(布)状に底盤を有するのが、「布基礎(連続基礎)」と呼ばれています。

さらに、鉄筋や地面に接する部分(底盤)が広く一体化した大きなコンクリート面の「ベタ基礎」があります。

布基礎とベタ基礎を比較

 

布基礎 ベタ基礎
コスト面
建物の安定性
シロアリの防止(防腐・防湿)
工事のしやすさ

建物を建てるには、それに耐えうる地盤・基礎が必要です。

重たい建物を支える地盤の強さを「地耐力(地盤の許容応力度)」といいます。その許容応力度は、基礎の形式や大きさで決まります。例えば、建物が軽く、地耐力が大きければ、多少安定性が低くても十分建物は安定します。しかし、建物が重く大きく地耐力が小さかった場合は、基礎には大きな安定性が求められます。

上の表を見ると、総合力でベタ基礎に軍配が上がりますが、コスト面では布基礎が勝ります。建物の大きさが小さく、土地(地盤力)が強い場合は、工事費が安い布基礎で問題がないといえます。

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