塗料の種類(性能)は樹脂と硬化剤で決まります。

塗料の中身はさまざまな成分が混じり合っている。

塗料は樹脂、硬化剤、顔料、添加剤、溶剤の成分が混じり合っています。

塗料の成分

樹脂 塗膜の性能に直接作用する主成分(エポキシ樹脂・アクリル樹脂など)
硬化剤 樹脂と反応し、塗膜をより強固にする成分
顔料 着色・錆の発生防止、強度アップなど効果がある成分
添加剤 塗料の表面張力・粘度を変化させ、安定性・作業性を向上させる成分
溶剤 塗料の流動性を向上し、均一な膜にさせる成分。

樹脂と硬化剤

塗料を選ぶ際に最も重要な成分は、樹脂と硬化剤です。特に、樹脂は用途に応じて、さまざまな種類があります。例えば、金属やガラス、コンクリートなどに密着性が高いエポキシ樹脂が用いられ、航空機、車両や家電製品などには、電気絶縁性や光沢保持性が高いアクリル樹脂塗料が用いられています。

顔料とは

顔料は、水に溶ける染料とは違い、水や油に全く溶けない色を持っている粉のことです。色を付けることを目的にした着色顔料、錆の発生を予防する錆止め顔料などがあります。また、口紅などの化粧品や食品などの着色料にも使用されています。

ちなみに、色を付ける目的の着色顔料を用いられているものをエナメル塗料、含まれていないものをクリア(透明)塗料と呼んでいます。

添加物

添加物は、塗料のさまざまな目的に応じて塗料に極めて少量(多くても5%以内)添加されてます。添加物によって、顔料の分散を良くし容器の底に沈殿するのを防止する分散剤や、表面張力や粘度を変化させる表面調整剤、湿気の多い場所のカビの発生を抑える防カビ剤など、さまざまな添加物が用いられています。

また、樹脂や硬化剤、溶剤をビヒクル(展色料)と呼んでいます。

溶剤

溶剤は、塗料が均一に滑らかな塗膜になるように、適正な粘度に調整するために用いられています。また、泡の消去する働きなどがあります。塗料の成分の中で、溶剤だけは塗装した瞬間に蒸発してしまうため塗膜成分にはなりません。代表的な溶剤は、油・水、シンナー、アルコールなどです。ホームセンターなどでは、「うすめ液」として販売されています。

塗料成分のポイント

  • 塗料の成分は、樹脂・硬化剤・顔料・添加剤・溶剤の混合物。
  • 着色顔料が含む塗料がエナメル塗料、含まない塗料がクリア塗料
  • 塗料成分のうち、顔料以外の塗膜形成要素をビヒクル(展色料)という

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