プライマーとは?

塗装は下塗りが重要!!

塗装する場合、通常「下塗り」「中塗り」「上塗り」の三層の組み合わせ(塗装系)によって被塗物(ひとぶつ)を被膜できます。この3層のチームワークが狂うと、錆が発生したり、数年で傷つき劣化が進みやすくなります。特に、3層の中でも「下塗り」が重要です。

下塗り塗料「プライマー」

「シーラー」「フィラー」「プライマー」

下塗り塗料には、「シーラー」「フィラー」「プライマー」の3種類があります。

シーラー 「塞ぐ」という意味で、シーリングともいわれ、木材やコンクリートからの溶出物をシールする役割や素地表面を改善するために使用します。また、

3種類のうちシーラのみが着色顔料を含まない成分で構成されています。

プライマー 直訳で「最初の」という意味があります。基本的にはシーラーと同じですが、プライマーは上塗りする塗装と下地を接着するという意味があります。

また、「防錆」「粘着」「絶縁」「導電性」などの効果があるプライマーがあります。

フィラー 基本的にはシーラーと変わらないが、プライマーにパテを組み合わせた下塗り塗料。被塗物に凹凸やひび割れが発生している場合に使用します。

もし下塗り塗装してなかったら!?

 

基本的に下塗り塗料は、被塗物には直に塗ることになります。

それは、コンクリートや木材は、塗料が吸い取りやすい材質です。塗料が吸い取られることを防ぐためにシーラーがあります。もし下塗り塗装していなかったらどうなるでしょう?

まず、下地処理(シーラー・プライマー)をせずに中塗り、上塗りをするとコンクリートや木材にその塗料が吸収されてしまいます。外壁に塗料が吸収されると、傷みの原因にもなるし、どんなにきれいにしようと仕上げようと、時間が経過するごとにどんどん壁に吸収されるため、色ムラなどの問題が発生してしまいます。

また、下塗り塗料には中塗りなどの上塗り塗装と密着される役割があるので、それがないと徐々に塗装がはがれていき、最終的にはひび割れ等が発生し早い段階でボロボロになってしまう可能性があります。

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